講談師:一龍斎春水師匠による講談:「中村久子伝」

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2009年5月17日(日)天気:雨 教覚寺本堂で講談師:静岡(在住経験)にゆかりのある「中村久子伝」を教覚寺:本堂で、講談師:一龍斎春水師匠による講談を聴く機会を得た。


中村久子さんは日本のヘレンケラーと称され、身の不自由さを親のせいにせず、自分一人で努力し、克服した態度にむねを打たれた。

手が使えないので、静岡の書道家に口で筆をくわえて字の勉強をしたり、手の包帯に、はしをはさみ、ご飯をいただいたり
口先で糸を針にとうして、不自由な体で和服を縫った努力は実に凄いと思った。

又、母:おばあさんの支援も立派ですが、中村久子さんの黙々と自立するための創意:工夫等を聞いて感心の連続でした。

自分も時々:思い通り行かなかったり、ピンチになると落ち込んでしまうが、この時に自分の本質が表れる。

今回の中村久子さんの日夜自分の不自由さを人のせいにせず、人を恨んだりせず黙々と人並みの生活に向かって邁進した姿には、大変心がうたれた。

講談師も熱弁で、自分も中村久子見習いたいと同時に、人に思いやりを持って対応をしたいと思いました。