近世二大作家を学ぶ講演会より

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 2007年1月10日(水) 天気:晴れ 小池正胤(まさたね)先生<東京学芸
大学名誉教授>による恋川原春町<駿河小島(おじま)出身>と十辺舎一九
<駿府両替町出身>の郷土出身者について講演を聴きました。
恋川春町の最初の作品は『金々先生栄華夢』で、物語は「ある人が夢を追いか
け、そして夢の内に過ぎてしまう物語」です。その様は現代にも通じていると
思いました。そして、左図の絵のような技法・構図が以前より違った印象を
与えて人気があった。他『当世風俗通』の「洒落本」も当時の風俗を知る為
にも重要な書物も書いた作家です。
なお、、十辺舎一九は『東海道中膝栗毛』で「弥次さん・喜多さん」を生み出
しましたが、この「弥次さん・喜多さん」の銅像静岡県庁裏の駿府公園:
家康の散歩道にあります。・・・この地でのんびり・一息が出来ます。